「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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2005年 12月 21日

「月刊 カメラマン」連載スタート 都筑 清

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今日は撮影技術のお話。
よく「手ぶれ」をしてしまう、
「ピンぼけ」になって上手く
撮れなかった、ということを
聞く。では、反対に手ぶれを
しないでピントが合っていれ
ば、上手い写真なのであろう
か。確かに、自分がキチンと
表現したい対象がボヤけてい
ると、分かりにくいという点
は否めない。しかし、ボヤけ
ているからこそ、その対象を
強調することも出来る。即ち
「ぶれ」と「ぼけ」は上手く
使えば効果的な技術だが下手
をすれば、ピンぼけ手ぶれの
典型的なダメ写真になってし
まう両刃の剣、これをコント
ロールすることは高等技術の
ひとつと言える。
今日のテーマは「ぶれ」。
観覧車が、回っていることを
表現するためにライトの光跡

を残像として残したい場合、どのようにすればよいのであろうか。
それが、シャッタースピードのコントロール。どのくらいのシャッタースピード
にすれば、心地よく「ぶれ」るのであろうか。結局のところ、動くものがどれくら
いの速さで動いているかによる。ゆっくり動いているものは1/4秒から1/8秒。
速いものは1/30秒から1/60秒が目安となる。コンパクトタイプのデジタルカメラ
を使う場合はISOの感度を下げれば、「ぶれ」が作りやすい。あとは、試してみる
しかない。手ぶれ補正機能のついたカメラに人気が集まっていますが、いい感じの
「ぶれ」が出来た時は心地よいもの。ひとつ試してみては、いかがでしょうか。

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「月刊 カメラマン」というカメラ
の雑誌(モーターマガジン社)で
「勝手にしやがれ」フランス編と
いうタイトルで僕の連載が始まり
ました。12月20日発売の新年
号には、僕の写真が2ヶ月分掲載
されたカレンダーも付録でついて
います。新年号はいつも売り切れ
必至ですので、お早めに確保する
ことをおすすめします。

さて、恥ずかしながら僕の顔写真
です。写真家として、写真だけを
見て評価してもらいたい、認めて
いただきたい、とは思います。
顔写真なんかいいです、担当の方
に言ったこともありました。でも
「カメラマン」という雑誌の主役
はカメラマンです、と言われた。
なるほど他の雑誌ではカメラマン
は裏方のスタッフであり、それで
良い。ただ、写真も原稿も大まか
なレイアウトも自分で決められる
という自由をいただいた。


連載「勝手にしやがれ」ではブログには書いていない前後関係を含め
自叙伝的ストーリーになっております。

顔出しなどして、人気がなくなると悲しいので、とりあえず応援ということで
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by paris-tsuzuki | 2005-12-21 07:32 | プロフィール
2005年 12月 20日

パリの大観覧車 ノエル特別編

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パリの夕闇に大きな光の輪が
浮かび上がる。

冬の風物詩ともなった、コン
コルド広場の大観覧車。

ゴンドラに乗りパリの天空へ
と舞い上がる。

シャンゼリゼを飾る光の鎖は、
エトワール(凱旋門)へと
連なる。

エトワール。星を意味する
この場所はまさに星のような
煌めきにつつまれる。

今しか見ることの出来ないこの
スペクタクルをこのブログを
見て下さる方に贈ります。

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by paris-tsuzuki | 2005-12-20 06:22 | エッフェル塔
2005年 12月 19日

今日のエッフェル vol.18  涙こみあげるとき

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この一週間は一年のうちで、最も日照時間が短い。

地を這うように低い角度からパリを照らした太陽は、エッフェル塔の裏側に

あっけなく沈んでしまった。

あと数分で街は藍色に染められ、また長く寒い夜が訪れる。

この瞬間を、この角度から、撮るためにコンコルド広場の観覧車に乗った。

上から眺めるパリの景色に「美しい」という言葉が思わずクチをついて出る。

寒風のせいかもしれないが、不覚にも僕は涙がこみあげてきた。



観覧車からの眺めの続きは明日。

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by paris-tsuzuki | 2005-12-19 04:44 | エッフェル塔
2005年 12月 18日

パリの子 vol.10 星に願いを

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ノエルまで秒読み段階に入った
パリは、どこもかしこもノエル
だらけ。16区のイベントに
ミッキーマウスがやってきた。

一般的に言ってフランス人は
アメリカ人は嫌いだが、アメ
リカ文化は大好きなようだ。
映画、音楽、飲み物、食べ物
など、アメリカ文化はパリの
社会に確実に浸透している。

しかし、浸透しているのは、
アメリカ文化ばかりではない。
ディズニーだけではなく日本
のキティちゃんも健闘してい
るとお伝えしておこう。


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会場に流れる「星に願いを」の音楽と、この子の瞳の中に
僕はノエルの夢が見える気がした。


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by paris-tsuzuki | 2005-12-18 07:59 | 子供達
2005年 12月 17日

ソトメシ vol.3 海の果実

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フードライターの並木麻輝子先生
が来仏し、またパリで再会した。

寒い季節はパリも海の幸が旨い。
牡蠣、蟹、海老、ムール貝に蛤。
仏語で"Fruits de Mer" 直訳すれば
「海の果実」その名の通り果実の
ごとし潮の芳香がくちいっぱいに
広がってくる。日本という海の幸
に恵まれた国が出身の僕は今まで
パリの魚介類をあまりおいしいと
思うことはなかった。それだけ
舌が肥えていると自負していた
つもりだがパリの「海の果実」は
あなどれない甘みとも言える旨さ
を含んでいた。

料理が出てくるごとに、カメラを
構える僕達は店内の注目を一身に
集める。「日本では食前に写真を
撮る宗教的習慣がある」と説明。
周りのフランス人は、なるほど
という表情で、頷いてくれる。


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さて、牡蠣に合うタレは何であろうか、という話題になった。
並木先生は、おもむろにバッグから、ダシ醤油と味ポンをテーブルの上に取り出す。
パリでは一般的に牡蠣といえば、レモン汁か、エシャロットビネガーという酢漬けと
相場は決まっている。そこで、この四者を食べ比べてみることにした。四つの牡蠣に
それぞれ、ダシ醤油、味ポン、レモン汁、エシャロットビネガーを少量ずつ垂らす。
僕は、眉間にしわを寄せるようにして、端から牡蠣をすすっていく。

「勝者、味ポン」往年のテレビ番組、料理の鉄人のような身振りで味ポンを指差す。

読者の皆様、お試しあれ!  

アレっ、日本では普通でしたっけ、この食べ方?



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by paris-tsuzuki | 2005-12-17 10:40 | パリのカフェ、フード
2005年 12月 16日

メトロな人々 vol.2 カラオケおばさん

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「こんばんわー皆さん。聞いて下さいね」ウッウンと
咳払いをすると、おばさんはカラオケのスイッッチを
いれ、歌い出す。見たくもない、という周囲の冷たい
視線をものともせず、おばさんは歌い続ける。曲名は
わからなかったが下手であることは、よくわかった。
本来メトロで演奏なりをするにはRATPという地下鉄
公社のオーディションを受けバッジをもらわなければ
ならない。しかし、このおばさん、明らかにモグリ。
演奏も何も単なるカラオケ。誰もが無視するさむーい
雰囲気の中、唯一の聴衆を見つけたかのように僕が
構えるカメラを見続ける。マイクを持つ手の小指が
立っていた。
歌い終わるとチップを集めに車内をまわる。せつなさ
に僕は20サンチーム(約30円)コインを出した。
駅に着くとおばちゃんはカラオケを積んだカートを
よっこらせ、と降ろす。先ほどの絶唱のせいだろうか

ウッウン、ゲッホゲホと咳き込んでいる。痰がからんでいるようだ。
おばさんの咳が薄暗い通路に木霊する。その後ろ姿に人生の哀愁がただよう。
おばさんガンバレ、外は寒いよ、と声がかけたくなった。



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by paris-tsuzuki | 2005-12-16 09:27 | メトロ
2005年 12月 15日

ファッション・フォトグラフィー vol.1

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TONI&GUY  サントノレ店。
全世界で400店舗を誇る巨大
美容室のチェーン店。僕が日本
にいたときには、数多くの撮影
を担当した。去年パリのティク
トンヌ店で撮影した作品がワー
ルドブックに掲載されたという、
実績もありルーブル美術館から
ほど近い、パリ中心部のサロン
サントノレ店で撮影。

ファッションの撮影はコーディ
ネイトをすることが、撮影その
よりも難しい。スタイリスト、
モデル、ヘア、メイク、ロケー
ションなどをカメラマンがしな
ければならない。打ち合わせは
フランス語。学校の授業のように
一語ずつ丁寧に話してくれるの
ではなく、いわゆる街の言葉で
早口でまくしたてる。理解度
30%の僕は大事なところだけ
を確認していく。


「世界に通用するファッション・フォトグラフィーを撮ること」
それが、僕のやりたいこと。大好きなパリで暮らしているということだけで、
満足しそうになる自分がいる。でも、何がしたくて、パリにいるのかという
気持ちは忘れない。たいした撮影ではなかったが、僕は今日の自分が出来る
範囲で第一歩を踏み出した。


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by paris-tsuzuki | 2005-12-15 09:03 | ファッション
2005年 12月 14日

パリという街 vol.16 犬の都パリ

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歩道の上のこのマーク。何の意味かご存知だろうか。
犬の公衆便所のマーク。シラク大統領がパリ市長時代、1970年代の
終わり頃に設置したもの。今では、犬のフンを放置すれば罰金なので
このマークを歩道に見かけることすら、滅多にない。こころある飼い主は
ティッシュやビニール袋を持ち歩いているので、路上の犬のフンは減って
いるとは思う。それでも、写真を撮るのに夢中になっている僕は一ヶ月間、
一度も犬のフンを踏まずに歩けたらウンがいいというのが、パリの現実。

ところで、日本とフランスは「犬と社会」との関わり方について、
原則と例外が逆転構造になっている。すなわち、日本では犬が飼える
マンションや飲食店は「ペット可」という形で例外的な存在という感じ
だが、フランスではメトロもカフェもアパルトマンも原則として、犬は
はいってもよいことになっている。例外的に食料品を扱うスーパーや、
パン屋などには、「犬立ち入り禁止」のマークが貼られ、犬は入れない
ということになっている。この違いは「禁止」概念についての日仏の
根本的な考え方の違いに由来すると考えられるが、この点については
日仏生活なにやらという僕の変な小理屈のコーナーに譲ろうと思う。


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犬を連れている人に会うと、なぜか嬉しくなる。

なぜか誰もが笑顔になり、話がはずむ。

犬は人間同士の関係も和ませてくれる素敵な仲間。

パリは犬の都でもある。


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by paris-tsuzuki | 2005-12-14 11:00 | 街角
2005年 12月 13日

パリの子 vol.9 ノエルの少女

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今の季節、パリでは各所で
クリスマスの市場が開かれて
いる。この日は教会でバザー
のような市場が開かれていた。

おばあちゃんに手をひかれた
フェイスペイントをしてもら
った少女と僕は出会った。

赤いチェックのスカートに
ダッフルコート。

少しはにかみながらカメラを
見つめる青い瞳が美しかった。



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by paris-tsuzuki | 2005-12-13 05:50 | 子供達
2005年 12月 12日

パリでポートレイトを


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御覧の女性は女優の中山美穂さん
ではない。ブログを見て下さった
読者の方。僕のウデを見込んで、
ポートレイトの撮影を依頼して
下さった。パリに留学経験のある
音楽家の方で、今度のコンサート
のパンフレットに載せる写真を
撮って欲しいとのこと。今は日本
で活動をしている彼女は旧友との
再会をかねてパリを訪れた。
メールで連絡をとり日程を調整。
撮影当日は14時にサントノレの
有名美容室トニーアンドガイに
はいってもらい、ナチュラル系で
ヘアメイクをしてもらう。30分
ほどで仕上がるとヘアメイクさん
と三人でパレロワイヤル方面へ。
「このあたりがいい感じ」など
と言いながら街の中で撮影する。
パリの美しい街並を背景にすると
やはり絵になる。東京で撮影する
よりもはるかにストレスがない。
しかし、表情はまだ硬い。


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プロのモデルでも最初は、表情は硬いもの。
「セーヌへ出てみよう」皆でおしゃべりを
しながら移動する。ときおり立ち止まったり
歩いたりしながらシャッターをきっていく。
東京でこんな風に撮影していれば、誰もが
好奇の目で見るものだが、ここはパリ。
誰かに見とがめられることもなければ、
警備員がすっとんでくることもない。
自由の風が吹いている。留学時代の話や、
友達の話をしているうちに表情の硬さも
とれてくる。

セーヌ川の岸辺にやわらかな午後の光が
降りそそぐ。時折、ヘアメイクさんに髪
直してもらいながら、シャッターをきる。


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ポンデザールの上にあがる。セーヌを渡る風は心を自由にしてくれる。
逆光、ハレーションは承知のうえ。やわらかなポートレイトが撮りたかった。


近くのカフェでマッキントッシュを広げ画像を確認。その場でCDRを渡す。

パリの時間を想い出と共に残すことが出来れば、と思い撮影しました。


パリでポートレイトを撮影しませんか。

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by paris-tsuzuki | 2005-12-12 08:05 | エッセイ