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2005年 07月 31日

ウチで食べよう vol.2 子羊のスープ

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最近のパリの天候は異常ともいえる。暑くなったかと思えば、
翌日は9月の陽気、長袖でなければ歩けない。午前中は晴れて
昼過ぎに雨と雷。その後、晴れて暑くなる。そんな天候のため
今日はなんだか、寒気がする。カゼの引きかけはスープに限る。
「子羊の自己流スープ」を作ってみました。

材料 : 子羊の背肉(cote de agneau)タマネギ、ニンニク、
    トマト、ジャガイモ
調味料: 塩、コショウ、ブイヨン

手順はいたって、オーソドックス。
1. タマネギ、ニンニク、ジャガイモを深めの鍋にいれオリーブ油
  でいためる。
2、子羊の背肉は骨付きを買ってきたが、食べにくそうなので
  1cm角に切る。塩、コショウ、エルブドプロバンスのハーブ
  で下味を。肉をこそぎ落とした骨の部分も一緒に強火にした
  フライパンで焦げ目をつけたら、鍋に。
3、肉汁の残ったフライパンで角切りにしたトマトをいためる。
  つぶして滑らかになったところに、酸味をやわらげるための
  砂糖を少々。これで、トマトベースの完成。
4、野菜をいためた鍋に肉、トマトベースをいれ、赤ワインを加える
  ここで、どのくらいの量?などと言う野暮な質問は、ご勘弁。
  台所でグラスのワインをちびりちびりとやりながらが、ツヅキ流。
  だー、とか言いながらワインを鍋に。
5、後は、鍋に固形のブイヨン(今日はマギーブイヨンの鶏スープ)
  を加え、粉末の赤トウガラシに塩、コショウで味を整えていく。
6、パリのアパルトマンのコンロは電気式。スイッチをoffにしても
  余熱が長時間残っている。圧力鍋の原理でふたをしておけば、
  いつの間にやら、煮えている。

ゴハンにかけても、おいしい、子羊のスープ完成!

翌日には体調回復しました。夏バテ防止にお試しあれ、です。

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by paris-tsuzuki | 2005-07-31 09:42 | 自炊
2005年 07月 30日

マルシェがあるかぎり vol.3  戸田三九郎

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テーブルが欲しい。ちょっとアンティークな感じで、味があり、
しかも格安のテーブルを探している。そこで目指すは蚤の市。
今日はモントルイユの蚤の市をご紹介。
メトロ9号線のポルト・ド・モントレイユ駅を降り、なんとなく
それらしい方角に人の流れにのって歩き出す。すると、サングラス
や時計を手にたくさん持ったアフリカ系とアラブ系の方々が歩道
の左右に大勢並んでいるところにでる。何やら早口で道行く人々
に声をかけている。「まーぼー、まーぼー、まーぼー」と節をつ
けるようなかけ声をかけるアフリカ系の方。どこかで会ったこと
がある気がしてならない。思い出した。東京ドームの前だ。
サングラスにパンチパーマという伝統的なスタイルで声をかける
ダフ屋さん達。「アリーナ、アリーナ、アリーナあるよアリーナ」
独特の巻き舌で節をつけるような口調。アフリカ系のサングラス
のお兄さん、ヘアースタイルもほぼ同じ。「まーぼー、まーぼー」
は「マルボロ マルボロ マルボロあるよ」という意味だとわかる。
なるほどね、こういうノリかと合点して、テントの立ち並ぶ蚤の市
へと、入る。なるほど激安。衣類を中心にクツから電気製品バッグ
に車のライトまで。コレって盗んできたものでは・・?と思って
しまうほどの豊富な品揃え。ここで写真を撮ったら、ただではすま
ないだろうな、という気配をカメラマンの本能が教えてくれる。
どうやったら、バレずに撮れるか、などと思案気な顔をしていると
アフリカ系の方が僕の顔を見て声をかける「戸田三九郎?」そんな
歌舞伎役者がいたかな?日本人だと思うとナカーターなどと声をか
けてくる人もいる。で、戸田三九郎?そのアフリカ系の方、みんな
に向かってかけ声をかける。「アロンジ メダム パシェ パシェー
トダサンクロー トダサンクロー パシェ パシェ」心を開けば言葉
は分かる。トダサンクロー tout a 5 euro 全部5ユーロという意味。
そのうち言葉がまるで日本語を聞いているような気持ちにすらなる。
「ねえ奥さん、安いよ 安いよー 全部5ユーロ 安いよ安いよ」
なるほど。上野のアメ横のようなノリ。
1キロぐらいの長さがある蚤の市。衣類を中心に激安。パリにいる
アフリカ系、アラブ系の方のファッションをめざすならココしかない
でしょう。上から下までクツまで買って15ユーロ(約2,000円)で
揃ってしまうかも。ところで、テーブルは? すっかり忘れてしまい
「トタサンクーロー」などの口調だけ覚えて帰ってきました。

<マルシェ情報>
蚤の市 メトロ9号線ポルト・ド・モントレイユ駅 徒歩3分
衣類 生活雑貨 激安 土曜日曜日 7:00〜19:00くらいまで

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by paris-tsuzuki | 2005-07-30 07:16 | パリのマルシェ
2005年 07月 29日

パリからの花束 vol.2 それぞれの人生

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人の顔の表情と同じように、
花にもそれぞれの表情がある。
僕はカメラのレンズを通して
その表情を探す。
バラは表情のゆたかな花。
華やかで嬉しそうなバラも
いれば、ちょっと控えめで
寂しそうなバラもいる。
花びらの色の微妙な違いを
見ていると、人それぞれ
なのだなあ、とバラの花に
人格と個性を感じてしまう。

やがて、時が経ち花の時間
は終わりを告げる。
しかし、それは悲しいこと
では、ない。

それが、花の人生なのだから。


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by paris-tsuzuki | 2005-07-29 00:40 | パリの花
2005年 07月 28日

ウチで食べよう。vol.1 「中井家の食卓」

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メトロ7号線で19区から帰る途中。メトロにギターをかかえたミュージシャンが
乗って来た。いかがわしい、オッサンだな、と無視を決め込む。彼は大声で始める。
「紳士、淑女の皆さん。そして、アフリカ系の皆さん。こんにちは。私は○○です。
さて、アフリカ系の皆さんにこの曲を!」てな感じで路線の客をガッチリつかむ。
"ジャジャヤーン、オイラはクスクス大好きで、ジャヤーン。だってクスクス安い
から、ジャーン。オイラはお金はないけれど、ジャーン。オイラはクスクス大好き
ー、ジャーン”てな、感じで始まった。メトロのミュージシャンというよりも、
ギター侍か、コメディアン。車両の皆はアフリカ系を中心に大受け。無視しようと
しても、それこそクスクス笑いがこぼれだす。
高価なブーツを買った後でもあり。今日のメニューはクスクスに決定。

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<最も簡単なクスクスの作り方>
まず、スーパーで買ってきた、クスクスを皿の上
に適量入れる。ちなみにパリでは1キロ200円。
そこに、水を加えます。
香りづけに、お好みでガーリックを少々。


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水をひたひたより、少し上まで加え、ラップをかける。
後は、電子レンジで約3分。様子を見ながら水を足す。
炊きあがったら、ほぐして、完成。

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醤油を少々かけるとコレが美味。ガーリックライスの感覚。
一食3円未満にして、この旨さ。日本でもお試しあれ!
「中井家の食卓」に出せるかも、のうまさです。
だから、マジだって。

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by paris-tsuzuki | 2005-07-28 08:54 | パリのカフェ、フード
2005年 07月 27日

今日のエッフェル vol.4 soldesな空

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先日、あまり愉快ではないことが
あった。フランス人の友人に誘わ
れシャンゼリゼの裏手のクラブで
開かれるパーティーに行った。
いや正確には行こうとした。クラ
ブの入口でブロンドのマダムにそ
の靴では入れないと言われた。
確かに、黒いバスケットシューズ
を履いていた。東京からはその靴
しか持ってきていなかった。文字
どおり「人の足元を見やがって」
カチンときた。青山界隈ではどこ
のクラブにも顔見知りがいて、
パーティーに入れないなどという
事態に陥ったことはなかった。
肩をすくめて帰ってきたが、
心の中は決まっていた。
「バーゲンでクツ買ってやる!」
夜中のエッフェル塔に向かって
吠えていた。
そして、向かうはプランタン。
折しもsoldes(バーゲンセール)
の最終日、いやがうえにも心は
燃える。
運命のように出会ったこの一足。50% オフにてゲット。それでも高かった。


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by paris-tsuzuki | 2005-07-27 05:28 | エッフェル塔
2005年 07月 23日

パリを浜辺に

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   7月21日 今年もセーヌ川沿いにパリ・プラージュがオープン。
   パリ・プラージュも今年で4年目を迎え、夏の定番となった感がある。
   今年は7月6日にオリンピック開催地がパリに決まるか?という話題
   で巷はもちきり。8割がたパリになるだろう、という空気がこちらには
   あった。しかし、結果はロンドン。しらけた空気が街にただよい、
   テロの標的になるぐらいなら、オリンピックなんかやらなくてよかった、
   との声も。この、オリンピック誘致騒ぎで、毎年、大々的に宣伝
   されるパリ・プラージュが今年は、ほとんど宣伝がなかったため、
   今年はやらないのでは、というウワサもあった。しかし、1週間ほど前から、
   パリ・プラージュのポスターが街のあちらこちらで見られるようになり、
   今日から無事オープンした。



   
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   早速、初日に行ってみた。ポンヌフからシュリー橋まで、4キロ
   近くにわたり、まるでビーチのような遊び場になっている。気温は28度。
   日差しは強いが、木陰に入れば涼しいぐらいの風が吹く。単なる砂浜では
   なくフリークライミングから、ペタンク、臨時のカフェやミスト・シャワー
   まで、様々。上の写真は霧のように細かいミスト・シャワーでのショット。
   ミストで出来た虹を見て、そこを駆け抜ける男の子を狙ってみた。


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イベント情報
パリ・プラージュ Paris Plage
7月21日〜8月20日
セーヌ川沿い、Pont Nouf からPont de Sullyまで
open 7:00〜24:00
週末には19時くらいから、無料コンサートあり。








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by paris-tsuzuki | 2005-07-23 06:15 | パリのライフスタイル
2005年 07月 14日

今日のエッフェル vol.3 パリ祭の夜  エッフェル塔が自爆テロ攻撃の目標に

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過激なタイトルで申し訳ない。この写真を見たらそう思ってしまうかも。
いやいや、パリ祭の夜の写真。パリでは革命記念日、キャトルズジュリエ
という、国民の祝日。わかりやすく言えば軍人さんのパレードの日。
朝からテレビではシャンゼリゼを行進する戦車やミサイルの映像が流れる。
この日、僕は昼間は仕事の撮影でセーヌ川に。頭上を軍用ヘリコプターが
飛んでいた。そして、夜はお楽しみの花火大会。近所のシャンドマルス公園へ。
この季節、日没は午後9時半。10時を過ぎてようやく暗くなる。
花火大会は10時半から。今年はフランスにおけるブラジル年。ブラジル音楽に
合わせて花火があがる。花火の技術そのものは、ハッキリ言って日本のほうが
レベルは高い。しかし、音楽に合わせて魅せていくという点では今年の花火は
素晴らしかった。シャンドマルス公園に数日前から、スピーカーの設置作業を
していたのは、このためだったのかと納得。楽しいひとときに感謝です。


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by paris-tsuzuki | 2005-07-14 08:47 | パリのライフスタイル
2005年 07月 07日

パリ・コレ vol.1 ローラン・マルシエ

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毎年7月はオート・クチュール
の季節。クチュールはお金持ち
が特別に注文する服。非現実的
であっても夢のあるデザインと
ヴィジョンが問われる。
実は、パリ・コレの撮影は初。
東京でのファッション撮影は、
モデルをコントロールしての
撮影。報道的に撮るのは本来の
僕のスタイルではない。しかし、
自分が演出したり出来なくとも
カッコいい瞬間はあるはず。
イエナ駅近くの美術館を会場に
してのショー。受付で出版社と
自分の名前を告げる。確認した
のかは、分からないが、カメラ
に一脚、アルミのハードケース
(一目でプロとわかる道具)
でほぼ、顔パス状態。どこの国
でも似通ったもの。カメラマン
の場所とり合戦。新顔とはいえ
別にビビる必要もなし。
予想通りに45分遅れでショーが
始まる。


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全体の印象として、ヌルいかも。
モデルの動きもゆるい感じ。
顔を覆うベールに意味を持たせ
ているのか、僕にはよく分から
なかった。正直な印象としては
「いかにも」、という雰囲気を
作ることに主眼が置かれていた
気がした。でも、撮影は楽勝。
モデルさん、まったり動いて
ましたから。
そこへ、一陣の風が吹いた。
Coup de vert-クードヴァン
ベールが風で持ち上がり、
モデルの顔が初めて見えた。
17歳から、20歳位だろう。
あどけない、少女の素顔を
一瞬だけ、見た気がした。

それが、パリ・コレ。

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by paris-tsuzuki | 2005-07-07 07:06 | パリ・コレ
2005年 07月 06日

マルシェがあるかぎりvol.2 地元グルネルのマルシェ

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結論から言おう。においには勝て
ない。僕の部屋から歩いて一分。
メトロ6号線の高架下で週に
2回マルシェが開かれる。前回の
ベルヴィルでその安さのとりこ
になった僕は朝10時に地元の
マルシェに。長さは約500
メートル。生鮮食品の他、衣類
アクセサリーまで中々の品揃え。
安い野菜でも買って部屋で自炊
と思いきや。
肉屋さんの方から抵抗しがたい
においが。プレロティさん(若鶏
の丸焼き)がクルクル回りなが
ら、焼かれているではないか。
大好物。愛しののプレロティ。
考えてみたらパリに引っ越して
来てからまだ食べていなかった。
日本で言えば、さながらウナギの
蒲焼きか焼き鳥屋のにおい。
魔法にかかったようにフラフラと
肉屋の屋台へ。
「お前さんが何を考えているか
なんてお見通しよ」といわんばか
りの笑顔で肉屋のオヤジに迎えられる。「プレロティ一羽にパエリア300グラム、
ジャガイモもチョッとつけて下さい」この時ばかりは、なぜか確実に通じる僕の
フランス語。やはり、においには勝てない。旨かった。明日も食べます。


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マルシェ情報
グルネルのマルシェ メトロ6.8.10号線
ラモットピケグルネル駅 高架下
毎週水曜、日曜日 9:00〜13:00ぐらいまで。

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by paris-tsuzuki | 2005-07-06 02:59 | パリのマルシェ
2005年 07月 05日

今日のエッフェル vol.2 エッフェル塔まで歩いて5分

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エッフェル塔を見渡すことの出来る
シャン・ド・マルス公園まで、
僕の部屋から歩いて5分の距離。
朝の散歩や気晴らしの時には
エッフェルの方へ自然と足が向く。
夏のパリの天気は意外に不安定。
晴れているかと思えば突然、雨。
雨はたいてい、すぐ止むので、
カサは持っていない。また、昼間
晴れていても、夜になると雲が出てくる日も多い。この日は夜も
天気がよさそう。夜のエッフェルを撮りに行った。9時半を過ぎても
この明るさ。公園の芝生の上には多くのグループがワインを持ち寄り
夜のピクニックを楽しんでいる。僕もシラフで日没を待つほどヤボ
じゃない。三脚にカメラを据えてしまえば、あとは「良い時間」を
待つばかり。赤ワインを片手に芝生の上に座り込む。
夜景の撮影は日没直後がベスト。夕陽の残り火と蒼い夜が交わる一瞬
が美しい。いわゆる絵ハガキ屋になりたい訳ではないが、自分の中で
パリのすべてがあたりまえに見えてしまう前に撮っておきたかった。



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やがて、Bonne heure 「良い時間」が訪れた。

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by paris-tsuzuki | 2005-07-05 22:26 | エッフェル塔