「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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カテゴリ:エッセイ( 67 )


2006年 04月 18日

ノルマンディーへ vol.3

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トルーヴィルの街へ。
地元の人のおすすめレストラン「LES VAPEURS」で夕食をとることに。


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この店特製のムール貝。
プルっとした食感に何といってもスープが
旨い。


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イワシの塩焼き。漁港でもあるこの街の魚は鮮度がちがう。
ただの塩焼きだが、実にうまい。日本人の僕は醤油と大根おろしが欲しくなった。

<LES VAPEURS>
この「蒸気船」という名のレストラン1927年創業の老舗でもある。
トルーヴィルを訪れた時には是非。

160 Bd.FERNAND MOUREAUX 14360 TROUVILLE
TEL 02 31 88 15 24
www.lesvapeurs.fr


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by paris-tsuzuki | 2006-04-18 19:33 | エッセイ
2006年 04月 17日

ノルマンディーへ vol.2

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サンラザール駅から列車で西へ向かう。パリを離れるのは久しぶり。いつも
思うことだが、1時間もしないうちにのどかな風景が広がる。


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リジューという駅でローカル線に乗り換える。日本で言えば「踊り子号」と
いったところか。2両編成のかわいい列車だ。


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列車の旅の醍醐味は車窓からの風景。

空の色や雲の感じが微妙に変化していく。

ドーヴィル、トローヴィル駅からタクシーで40分。



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シャンブル ドットという日本風に言えばペンションに着いた。


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窓から教会の尖塔が見えている。

まるで絵画のような眺め。

何世紀もの間、この景色は変わっていない
のではなかろうか。

静かでおだやかな時間が流れていた。



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by paris-tsuzuki | 2006-04-17 18:43 | エッセイ
2006年 04月 14日

ノルマンディーへ vol.1

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仕事の撮影でフランス北西部のノルマンディー地方を訪れた。

パリから約3時間。フランスの田舎は美しい。

こんな素敵な場所に僕達スタッフは泊まることができた。


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ここで一番親しくなったのはゴールデンレトリヴァー犬のラファイエット君。

「デパートのような名前ですね」(ギャラリーラファイエットを連想してしまった)

その愚かなリアクションに周りの人のあきらめたような、それでいて優しげな微笑みに
僕はつつまれていた。

やはり、フランスの田舎は良いところだ。


この旅行記はまた後日。応援のクリックよろしくお願いいたします。
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by paris-tsuzuki | 2006-04-14 06:44 | エッセイ
2006年 03月 10日

「物語の主人公になる方法」パトリス・ジュリアンさんからのメール

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パトリス・ジュリアンさんからメールをいただきました。
「ツヅキさんはパリでゲンキにやっていますか」と。

ライフスタイルからフランス料理まで数多くの著作物を手がけるパトリスさんは
アシスタント時代の頃から僕の憧れの人だった。

フリーランスのカメラマンになったばかりの頃、パトリスさんと僕は仕事を通じて
出会った。その後、文庫本の表紙の撮影や雑誌の連載。一緒にやった表参道の
ギャラリーでのコラボ展など。素晴らしい経験を一緒にすることが出来ました。

よくホームパーティーに招いてもらい、パトリスさんの素晴らしい手料理をごちそう
になったものです。庭に七厘を持ち出しての焼き肉パーティー。パトリスさんは皆の
ために一人で七厘の前にしゃがみ込み、真剣な表情で肉の焼け具合を見張っている。
坊主頭に汗を光らせ、うちわで必死にあおぎながら肉を焼いてくれるパトリスさんは、
僕の中で憧れの人というよりも、とても親しみやすい人となっていった。

常に明るいポジティヴな気持ちで、本当に自分のやりたいと思うことを具体的に
想い描いていれば、その夢は必ず現実となる。誰もが自分の人生という物語の
中の主人公になれるのだと、パトリスさんは僕に教えてくれました。

その当時からパリが好きだった僕は、パトリスさんに写真をみてもらった。
パトリスさんは「ツヅキサンは本当にパリが好きなんですね」と目を細めて
写真をみてくれた。

そして今、僕はパリで自分の好きな写真を撮っている。物語の主人公というより、
カメラマンという裏方の脇役でいい。今日の写真のような70年代の映画のような
世界で僕は生きている。

パトリスさんが教えてくれた生き方を、このブログを通じて誰かに伝えることが
今の僕にできることだと思う。


パトリス・ジュリアン氏のウエブサイトは以下のアドレスです。
http://www.patricejulien.com/


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by paris-tsuzuki | 2006-03-10 09:43 | エッセイ
2006年 03月 09日

オペラ座前で学生デモ

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今、パリの各所で学生デモが行われている。
デモ行進のことを仏語では「マニフェスタシオン」。略して
「マニフ」と呼ばれており、パリではよく行われている。
自分達の政治的主張を集団行進という形で表現する平和的な
行為であり、去年日本のマスコミを騒がせた例の暴動事件とは
全く性質の異なるもの。

今回のデモは各種の法律改正案に反対するという意味がある。
ひとつはバカロレアという大学入学試験制度の改革案、次に
若年層の雇用に関する法律の改正案、そして外国人学生に
対する規制強化についての法案が争点となっている。


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僕はこの学生デモにパリ中心部にあるオペラ座の前で遭遇した。
もちろん、カメラを持って走りながら撮る。反サルコジを叫ぶ若者達の声が
オペラ座前から、車を通行止めにしたキャトルセプタンブル通りに響きわたる。

パリ名物のひとつでもある、マニフ。熱い空気はあるのだが、どちらかと言うと
お祭り騒ぎに近い雰囲気。僕も熱くなって、撮影した。

ただ、あくまで学生による正当な政治的行動であり暴動のような無法の行為では
なく安全なものであることを、僕は伝えたい。


これもまた、リアルなパリ。今日も応援のクリックよろしくお願いいたします。
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by paris-tsuzuki | 2006-03-09 08:08 | エッセイ
2006年 02月 17日

16区のひとたち

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昨日のブログで、まるで「16区の金持ちは悪い人達だ」と
誤解されてしまったのではないかと思い、今日の記事を書いている。

どの国でもそうだが、それは人による。確かに、鼻持ちならない人も
いる。16区は高級な場所なので治安がいいという理由でこの地区に
住む日本人も多いと聞く。ただ、高級アパルトマンに住みポルシェを
乗りまわす、まるで証券マンのような外見の麻薬の売人も住んでいる。
しかし、とても暖かい心をもっている人も多い。取材撮影をしていると
僕が聞いてもいないのに、とても親切に教えてくれるおばちゃんがいた
り、なぜか写真にうつりたがる浮浪者もいる。僕にとって嬉しかったのは
二回目に訪れた時から必ず握手で迎えてくれるカフェの主人。下手な
フランス語でコミュニケーションをとり、僕はなんとか頑張っています。

今日も16区で犬を散歩する老夫婦を見かけた。犬のフンに知らんぷり
をきめこむような人達には見えない。僕はスナップを撮り、いいところを
撮っちゃったよ、という感じで笑顔で手をふる。なんだか変な東洋人だ
なと、思われているのは分かるが、ちょいと眉をあげてからウインクを
返してくれたりする。

パリで仲のよさそうな老夫婦をみかけると、そんな老後も素敵だな、と
素直に思える。

16区にはとてもいい人達もいることを、今日は伝えたかった。


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by paris-tsuzuki | 2006-02-17 08:34 | エッセイ
2006年 02月 10日

日仏生活比較学論序説 vol.5 フランスの規範意識について

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こっ、コレは一体、何をしているのだ?

白いTシャツにブルーの競泳用の海パン、黒いタイツに白ソックス。
トドのような体型の男性が太いおなかをゆらしながら、ダイブする。

パリ16区、東京で言えば田園調布か成城のような高級住宅街の
一画での出来事。どうやら、TV番組の撮影のようだ。おおかた、
お笑い芸人の企画ものなのであろう。日本の深夜番組のような
バカバカしいノリ。身体を張った芸に、道行く人々の笑いを誘う。
16区の毛皮のコートを着たお金持ち風のおばあちゃんもあきれた
ような表情で眉をしかめつつも、頬をゆるめて笑っている。

こんな時にふと思った。おそらく無許可でのゲリラ撮影。日本でこれを
やれば、たちまちのうちに通報されTV局の担当者は責任問題となる。
正規の撮影であれば、僕のような通りすがりの者がカメラをむければ
速攻で警備員がかけつけてきたものだ。それが、日本だった。

フランスの法律はダブルスタンダードなところがある。わかりやすく言えば、
厳密に言えば違法ということと、大したことではなければまあ、いいのでは
という、ゆるーい感じがある。例えば、電車の中の携帯電話。日本では電車
の中で携帯が鳴れば文字通り白い目で睨まれるそうだが、フランスでは、
それほどのことはない。いちおう使わないようにとは、なっている。しかし、
考えてみれば電車の中で友人と話をすることも携帯電話で話をすることも
本来、あまり差はないはずだ。心臓のペースメーカーの問題があるとしても、
その問題は医療機器メーカーや携帯電話のメーカーが解決すべき問題なの
ではなかろうか。電磁波が身体に悪いなら、そんな有害なものが出ないよう
にしてから製品にするのがスジなのでは、ないだろうか。

ちなみに、フランスでも病院の中は携帯電話の使用は厳密に禁じられている。
しかし、実際には、まあ、許されている。 いろいろ連絡をとらなければならない
ことも多いからだ。ただ、これは小さい声で言わなければならないことでもある。

このように、法律や規範にたいする考え方、あるいは国民の感じ方は国によって
様々なのではないだろうか。日本、ドイツ、アメリカは「ルールは、ともかく守ら
ねば」という社会。本当に守らなければならないルールと、まあ、いいかという
曖昧なルールの存在するフランス社会。どちらがいいとは言わないが、
「まあ、いいじゃないですか」 というのが、おおらかな性格の僕の好みではある。

 
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あっ、TVカメラが僕を撮っている。観光客風のカメラを構えた東洋人
という、おいしい役どころで僕はフランスのお笑い深夜番組に映ってしまうのだろうか。
まあ、いいか。 フランスだから。

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by paris-tsuzuki | 2006-02-10 07:45 | エッセイ
2006年 02月 07日

それは、あまりにも個人的な記憶

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モンマルトルの片隅にトルワフレール通り
という、あまりパッとしない通りがある。
直訳すれば三兄弟通りという名前の通りに
僕が初めてパリを訪れた時に、長逗留を
決めこんだ安宿があった。ユーロになる
以前の時代とはいえ、一泊三千円以下
の割には広く、不釣り合いなほど大きな
ベッドが置いてあった。トイレは部屋の
外にあり、浴室はもちろん共同。朝のシャ
ワーの時間帯には、列ができる。タオルを
持ってドアを開けるとワンピースにしては
短過ぎるが、Tシャツとしては長い丈。
その下にブーツだけを履いた金髪の女性
がシャワーを待っていた。惜しげもなく
見せつける脚から視線が外せなかった。
彼女は階段の欄干に腰をもたせかけて、
悠然とした表情でタバコをふかしている。
「ボンジュー」と微笑みかけられた僕は、
「ぼんじゅー」とだけ挨拶すると、不自然な
ぎこちなさで部屋に戻ってしまった。今でも
覚えているくらいに、ドキドキしたものだ。

そのホテルは今はもう、存在していない。



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そのホテルがとうの昔に潰れてしまったの
は知っていたのだが、僕はこの界隈に来る
と必ずここを訪れる。もしかしたら再開され
ているのでは、という一縷の望みがこの場所
に足を向けさせるのであろうか。

かつてホテルの名を記したプレートと料金表
が貼ってあった場所には、コンクリートを剥がし
た跡が残っているだけだ。

それはまるで、幼いころを過ごした家を探す
のに似ている。近所の駄菓子屋。おばあちゃん
の飼っていたネコ。おばちゃんもネコも、今は
もう死んでしまったかも知れないけれど、その
駄菓子屋が今でも、そこにあったりすると妙に
気持ちが落ち着く。「郷愁」というやつなのか
なぜか、故郷を懐かしむような気持ちが、
モンマルトルの丘にはある。
あの頃は今よりもっと貧乏で、寒くて、さびし
かった。ホテルのオヤジがフランス語が下手
な僕に英語で話しかけてくれるのが嬉しかった。
時代遅れのカメラを首からブラ下げパリの街を
ほっつき歩いていた。フィルムを買う金もろくに
ないのに気分はプロカメラマンだった。


今は最新型のデジタルカメラも持っている。
実績のあるプロカメラマンだと胸も張れる。

でも、あのホテルはもう撮ることはできない。
あのオヤジも受付の入れ歯のおばあちゃんも
今は、もう撮ることが出来ない。

これは僕自身の、あまりも個人的な記憶かも
しれない。

でも、今という時が一瞬にして失われてしまう
はかなきものと知っているから、僕は今日も
写真を撮る。


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by paris-tsuzuki | 2006-02-07 07:44 | エッセイ
2006年 02月 04日

世界に一つだけのパリ 〜フォトレッスン付きパリ・ツアー

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パリで一番の贅沢は何かと聞かれたら、僕は迷わず「街を歩くこと」
と、こたえるだろう。

とりわけ写真を撮りながらパリを歩くのは、格別の楽しみがある。
多くの写真家をとりこにしてきた街、パリ。

とりこになってしまった男、都筑 清が写真の撮り方講座付きで
パリをご案内するツアーが企画されました。

詳しい日程、料金、お問い合わせは、こちらを御覧ください。
リンクが上手くいかない場合は、こちらのアドレスで。
http://www.webtravel.jp/cgi-bin/feel.cgi?MODE=DETAIL&RECNO=108



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写真講座は難しい技術論ではなく、
ちょっとしたコツで楽しく撮れる
方法などを伝授いたします。

パリは不思議な街だと、つくづく
思う。訪れた人の数だけそれぞれ
のパリがある。

だからこそ、自分の目で見て撮った
パリは特別なはず。

カッコいいポストカードを目指すも
よし。今年の自作カレンダーから、
パソコンの壁紙まで。自分の想い出
を自分で写真に撮ってみよう。

感動を写真という形で残すために。

『世界にひとつだけのパリ』

自分だけのパリを撮ってみては、
いかがでしょうか。

ご参加お待ちしております。

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by paris-tsuzuki | 2006-02-04 05:54 | エッセイ
2006年 02月 02日

自分の唄

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雑誌の仕事で撮影をするのは、バンドの演奏に似ていると思う。
僕はカメラマンという技術者として自分のパートを演奏する。
編集の人やライターという文章を書く人がいて、このページのコンセプトは
こうだ、という明確な意志がある。ちょうど詩ができているモノに合う曲を
作る職業的な作曲家のような感じ。広告の撮影では、アートディレクターさん
がこういう構図の写真を撮って欲しいという明確な指示をだす。プロとして
可能な限りの技術でそれに臨む。つまり、多くの人のコラボレーションの上に
雑誌や広告のページは成り立っている。いろんな人が集まって知恵を出し合い
クリエイティヴなページをつくりあげていくことは、とても楽しい。僕はその
バンドの一員として、こんな感じのメロディーを流せれば、といくつもの案を
だす。ときには、後は都筑節でお願いします、と自由に撮らせてくれる。
そんな、信頼をいただければ嬉しいかぎり。時にはギターのソロのような写真
を撮り、それが雑誌や広告になったりする。

ただ、そんな予算や規模の撮影の仕事はパリでは、まだ、なかなか無い。

では、どうすべきか、と自分で思ってみた。

自分の唄をうたおう、と。

このブログを続けてきて、思ったことがある。

これは、僕の唄だ、と。

自分で写真を撮って、文章を書く。

作詞、作曲、都筑 清 ってな感じ。

今まで、あんまり、やっていなかった事なのだけれど、

このブログは、僕のブルース。

生ギター一本で、かき鳴らすように自分の唄を歌いたい。

今日は自分の事ばかりを書きました。

自分の唄は、何だろうと思った。

それは、あまり格好よくはないのですが、

パリが好きで、こんなになって生きて写真を

撮っている人がいるのかな、と誰かにわかって

いただけたら、と思いこのブログを書いています。



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by paris-tsuzuki | 2006-02-02 07:25 | エッセイ