「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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カテゴリ:エッセイ( 67 )


2006年 07月 31日

ワインの郷 ボルドーへ  vol.2

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午前6時。モンパルナス駅からTGVに乗りボルドーへ向かう。

パリの南西、約300キロ。TGVで約3時間の旅となる。


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TGVボルドー・サン・ジャン駅からタクシーで北へ約45分。

いわゆるミシュランで星のつく高級レストランでシェフとその料理を撮影する仕事。

東京時代も撮影の仕事で北海道から沖縄まで、およそ全ての地方を訪れている。

仕事を通じて様々なものを見て撮影するチャンスがあることは幸運だと思うが、

いつも思うことは、もっと時間があれば、、、。

タクシーの車窓から一瞬を惜しむようにブドウ畑の写真を撮る。



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レストランではシェフが笑顔で出迎えてくれる。

「ああ、君か。元気かい」と気軽に声をかけてくれる。

パリで一度だけ撮影をしたことがあるシェフだったが、

取材の類いを一日に何件も受けている有名なシェフが

僕の顔を覚えていてくれて嬉しかった。

無事に撮影は完了。

「もちろん昼食は食べて行ってくれるだろうね」

というシェフの言葉に断るすべもない。



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なみなみとグラスに注がれるワインはもちろん最高級のもの。

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日本贔屓のシェフが作る料理は、かなりエキセントリック。

器に日本的な雰囲気を取り入れ、盛り付けは伝統的フランス料理というより

かなり現代美術や前衛的なアートを感じさせるモダンで大胆なもの。

その料理の味は「どう、びっくりした?」 とでも言いたげなシェフのいたずらっ子の

ような笑顔が想い浮かぶほどに面白い。



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そして、またタクシーに乗ってTGVの駅へと向かう。

のどかにして豊かなブドウ畑が続くボルドーの地。

「いつかプライヴェートでゆっくり撮影しよう」

そう思いながら忙しさに飲み込まれ、どこにも行けなかった東京時代。

同じになってはいけないなぁ、と考えているうちに睡魔におそわれる。

毎朝4時起きが続き、おいしい料理とワインを御相伴にあずかれば、

まぶたは重くなる。僕はタクシーの中でつい、うとうとしてしまった。

ふと目を覚ますと渋滞の中にいた。腕時計をのぞくとTGVの発車時刻まで

あと、数分。間に合うのだろうか?

結局、タクシーの運転手は特に急ぐ様子もなく、僕達はTGVに乗り遅れた。

「間に合うって、言っていたのに!」

タクシーの運転手は悪びれる様子もなく

「あ、間に合わなかったね」と言って走り去っていった。

予想していなかっただけに一瞬、アタマが空白となる。

あまりにもフランス的な事態に僕達取材陣はただ呆然とした表情で

立ちつくしていた。



この続きはまた明日。


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by paris-tsuzuki | 2006-07-31 05:52 | エッセイ
2006年 07月 28日

ワインの郷 ボルドーへ  vol.1

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南仏からパリに帰った翌日、

今度はワインの郷 ボルドーへと向かう。



この続きは明日以降。

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by paris-tsuzuki | 2006-07-28 08:49 | エッセイ
2006年 07月 27日

TGVの車窓から

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夜明け前にガール・ド・リヨン駅に着く。


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TGVで再び南仏へ。


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車窓ごしに昇る朝日を見た。


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東京やパリのような都市部に暮らしていると地平線を見ること自体が珍しい。

何でもないフランスの田舎の風景。

車窓ごしに眺めているだけで、なぜか心安らぐ気がする。



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by paris-tsuzuki | 2006-07-27 07:08 | エッセイ
2006年 07月 10日

ワールドカップ決勝当日のパリ

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7月9日午後8時2006年ワールドカップの決勝フランス対イタリア戦が
行われた。結果についてはご存知の方が多いと思うので、今日は僕が見たその日の
パリの雰囲気をつたえられればと思う。


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朝からこのユニフォームを着た人を何人みただろう。
道行くクルマはクラクションを鳴らし、テレビはずっと特別番組を流している。

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そして午後8時。交通量の激しいシャンゼリゼ大通りにクルマのかげも
まばらになる。

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僕はシャンゼリゼから一本内側に入ったカフェで観戦することにした。

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まずは1−1の同点で前半を終了。

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フランスの勝利を確信し、路上でもハーフタイムに応援合戦が行われる。

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応援はフランスばかりではない、ちょいモテオヤジはイタリアを応援。

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試合は1-1のままPK戦へと、もつれこむ。

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あと一歩のところでフランスはイタリアに敗れた。

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それでも人々の足は凱旋門へと向かう。

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花火、爆竹、ロケット花火が飛び交い、暴動になるのでは、、、

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と、思ったが要は「用意してきたので使っちゃえ」ということらしい。

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凱旋門にたどり着くと「人々はジズー(ジダンの愛称)を愛している」と
ライトアップされた文字が浮かんでいる。

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フリーキックの他に決めてくれたのは頭突きだったジダンの顔が
凱旋門の壁面に大きく映し出されている。

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試合の結果は残念だったが、人々は盛り上がる。
なぜなら盛り上がること自体が好きだからだ。

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そして、最後のメッセージが映し出される。

「ありがとう フランスチーム」

暖かい国だなと、僕は思った。



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by paris-tsuzuki | 2006-07-10 09:07 | エッセイ
2006年 07月 09日

ワールドカップ決勝 〜パリ〜

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ひさしぶりに休息をとった。やらなければならない事はさておき、昼寝。
そして、バーゲンへ買い物に行った。パリのバーゲンは「ソルド」と言われるが今年は
「ソルディスィメ」という安売りの最上級のような造語が流行っている。


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買ったのは『滑りにくい』バスケットシューズ。
これで足元は万全。さあ、行こう。


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シャンゼリゼは三色旗で埋めつくされている。

そう、明日はワールドカップ決勝フランスVSイタリア戦。

いよいよパリは燃えてきた。


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子供も

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タクシーの運転手さんも皆が応援している。

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ジダンよ、最後の試合を

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決めてくれっ。

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FIFAワールドカップ2006決勝は7月9日現地時間午後8時キックオフ。

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この日パリがどうなるのか知りたい方はコチラをクリック
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by paris-tsuzuki | 2006-07-09 07:21 | エッセイ
2006年 06月 23日

ワールドカップ 『プレーを楽しむこと』

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日本VSブラジル戦を自宅のテレビで観戦。

結果はご存知のように1-4でブラジルの勝利。

もちろん日本を応援していたのだが、この試合を観ているうちに

ブラジルのプレーに感心している自分がいた。

『プレーを楽しむこと』

ブラジルサッカーの真骨頂はここにある、と感じた。

日本の『勝たねば、、、勝つんだ!』

という意志を前半はとても力強く感じた。

しかし、それよりもプレーを楽しむブラジルのスタイルは

本当にスゴい、と応援を忘れてしまうほどに感じた。

『プレーを楽しむこと』はスポーツとは関係のない仕事を

していても大切なのではなかろうか。

僕は写真を撮る時にも自分が楽しめる気持ちを

大切にしている。なぜなら、楽しい気持ちは写真の

中に写り込んでいるからだ。今日のブラジル戦を

観ても感じたことは『プレーを楽しむ』ことの大切さ。

日々の生活や仕事のなかでも、この『プレーを楽しむ』

という感覚は大切なことだと改めて感じた。

さて、ワールドカップは日本チームだけのものではない。

これから、いよいよ決勝リーグ。

まだまだ素晴らしいゲームを見せてくれるはず。

上の写真はメキシコ・チームを応援するパリの人々。

僕はこの写真を撮った時、楽しみながら撮っていた。

ナショナリズムだけではなく、世界の超人達が見せてくれる

ワールドカップをこれからも楽しんで観ていきましょう。



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by paris-tsuzuki | 2006-06-23 06:49 | エッセイ
2006年 05月 28日

日仏生活比較学論序説 vol.6 自販機

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「パリと東京ではどちらが暮らしやすいですか」ときかれることがある。
微妙なのは「暮らしやすい」の「やすい」という部分。暮らしやすいを「便利」という点
でとらえるならば断然、東京である。なんと言っても日本にはコンビニがある。24時間
営業、年中無休。朝は撮影の前に、おにぎりとペットボトルを買い、夜は雑誌や漫画を
読み発砲酒を買う。飲食物の調達から情報収集まで全てが可能な場所。毎日クルマ
で移動するカメラマンにとって、そこはオアシスであり社会との接点ですらあった。その
「コンビニ」がパリにはない。コンビニのない生活など出来ないと、東京では思っていた。

しかし、いざコンビニなき都パリに暮らしてみるとコンビニなしでもやっていける。日曜
にはスーパーもデパートも閉店。平日でも午後8時には店を閉じるこの街で、「便利」と
いうことをイコール「暮らしやすい」という基準で考えるている限り、暮らしにくいと感じる
ことも多いであろう。ただ、翻って考えてみるにコンビニで必要でないものばかり買って
いたのではなかろうか。季節ごとに名前の変わるペットボトルのお茶や新商品の数々。
宣伝や広告が視界を埋めつくし、聴覚を痛いほどまでに刺激する。やがて正常な思考
判断力を失った我々の脳は「今日はどうしてもコレを買ってみたい」と指令を下し、今日
も「あれば便利かもしれないが、それほど必要ではないもの」を買ってしまう。

もちろんパリでも広告や宣伝の類いはある。しかし、その情報量は東京の百分の一ぐ
らいではなかろうか。街の中が宣伝の看板と音声に溢れかえることもない。美しく実に
静かな街だ。「暮らしやすい」という意味を無用な情報に洗脳をされずに生きていける
という意味でとらえれば、パリは暮らしやすいといえる。無駄なものを意味もなく買って
しまうことも少ないので、暮らし「安い」ともいえる。

ただ飲まず食わずの撮影の後、夜の10時を過ぎると飲食物の調達は深刻な問題となる。
なんと言ってもコンビニがない街だからだ。へとへとになった時、唯一の命綱は自販機。
暗いメトロの通路で妖しげな光を放つ自販機は、荒海の中で見つけた灯台の明かりの
ように暖かく見える。パリの自販機は紙幣を受けつけてくれない。限られた種類の硬貨
のみ使用できる。硬貨を一枚ずつ上へ押し上げるようにスライドさせて投入する。好みの
商品の番号をボタンで入力すると商品棚がおごそかに手前にスライドしポトリと下に落ちる
仕組みになっている。



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メトロの自販機で売っているのは飲み物だけではない。チョコバーの類い
からスナック、そしてなぜかリンゴまで。このリンゴというところがきわめてフランス的。
パリの子供達の遠足ではリンゴはお菓子に含まれるのであろうか。

自販機がみつかったところで安心してはいけない。壊れていることが多いからだ。硬貨を
受つけなかったり、商品がひっかかって上手く落ちてこないこともある。そのため自販機を
バンバン叩いている人の姿をよく見かける。結局、このリンゴも買えなかった。おかげで
またムダなものを買わなくてすむ。血糖値は下がるが、パリは暮らし「安い」街であるとは
いえる。


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by paris-tsuzuki | 2006-05-28 23:01 | エッセイ
2006年 05月 20日

映画「ダ・ヴィンチ・コード」評

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パリでも話題沸騰の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観に行ってきた。
その関心の高さから珍しくパリの映画館の前に行列ができるほどの人気ぶりだ。
メトロのホームに大きな看板がいくつも立ち、パリの書店では平積みにされるほど
本も売れている。

ただ、カンヌ映画祭では失笑をかう程、評価は低い。一方、一般客のウケは悪くは
ないなど、映画に対する評価は様々。そこで、自分の目で確かめてみようと思った。

パリは日本に比べると映画の料金は安いので何度か映画館には足を運んでいる。
しかし、公開直後とは言え、これほど映画館に人が入っている映画は見たことが
なかった。

さて、僕の見た映画の感想ですが、はっきり言って「微妙」です。

ちなみにこの映画、ハリウッド製なので英語にフランス語字幕だろうと高をくくって
いたのだが、パリではフランス語に吹き替えられていました。原作を日本語で読んで
いなかったら、まず僕のフランス語力ではわからないぐらい説明を語る部分が長かっ
た。確かに原作を忠実に映画化しようとの試みは感じる。しかし、ともかく俳優さんが
謎解きについて長々とセリフで説明している。それを単調に感じさせないように涙苦ま
しいほどにCGを駆使した映像が回想シーンのように組み込まれている。正直に言って
映画としてはこれでいいのだろうか、、、という疑問がわかざるをえない。

カンヌで失笑をかった、クライマックスでのオドレイ・トトゥのセリフはさらに、微妙。

『アンクロワイヤーブル(信じられないわ)』と言うシーンでは館内に失望ともつかない
なんとも言えない空気が漂った。わかりやすく言えば「わぁ、クサ〜」みたいな感じ。

この映画、僕の個人的評価は☆3つを満点とすると、☆1つから1つ半。

原作小説のイメージが強いものを映画化することの難しさをあらためて感じました。



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by paris-tsuzuki | 2006-05-20 08:29 | エッセイ
2006年 05月 01日

お城で優雅な披露宴

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菜の花畑が広がるパリの南部。このお城で結婚披露パーティ−が行われた。

日本人女性とフランス人男性のカップル。パリ市内の教会で式を挙げた後「お城」へ移動。

美しく、ちょっとかわいいお城に誰もが感動していた。


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お城の中庭でカクテルパーティーが開かれる。

ジャズの生演奏が流れ、まさにセレブな雰囲気。

フランスでは、お城を貸し切りにした披露宴は

それほど珍しいことではないと聞く。日本と比べて

このゴージャスさの割には値段は高くないそうだ。

何よりも、こんな素敵なところで出来れば一生の

想い出になるのではないだろうか。

素晴らしい環境に感動し、僕も楽しく撮影をしました。

お二人の幸せをお祈りしております。


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by paris-tsuzuki | 2006-05-01 07:18 | エッセイ
2006年 04月 19日

ノルマンディーへ vol.4

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そして夜。

音のない静寂があたりをつつみこむ。

青白い満月があたりを照らし出している。

その音なき世界の美しさに三脚を持ち出して撮影した。

「まるで、ハリーポッターだ」

幻想的な光を放つ満月を僕はぼんやりと眺めていた。


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by paris-tsuzuki | 2006-04-19 09:59 | エッセイ