「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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2006年 04月 10日 ( 1 )


2006年 04月 10日

巴里の桜 その3

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パリの中心部からメトロで2、30分で
必ずといっていいほどポルト・ド・何とか
という地名が出てくる。昔のパリの城壁
の跡地にその地名が由来しているの
だが、現在でもそのポルトの外側は
パリ市の外側になっていることが多い。

そして、このポルト(扉、城門の意味)
を境にあたりの景色が変わってくるの
がわかる。

左の写真はポルトの外側。新しい高層
マンションが立ち並んでいる一画。
建物の感じだけ見るとまるで首都圏
郊外のような印象すら受ける。

そんな場所に数本の桜が植えられた
通りがあった。桜並木というには樹齢
も浅く、日本人の感覚からすれば、
まあ、見栄えがするとは言いがたい。


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近づいて見ると可愛い桜が咲いている。

今日も見つけた、と少し嬉しくなれる。

しかし、花弁の様子をつぶさに見てみる
と日本の桜とは微妙に何かが異なって
いる、印象がある。

これは桜ではなく、梅の一種なのでは
なかろうか、という疑問がわいてくる。
一般に日本人の心の中で桜は華やか
で象徴的な意味合いを持っているが、
それに比べると梅には象徴的な意味
が弱い。要するに日本では桜の方が
梅よりも偉い花という感覚を持たれて
いるような気がする。しかし、パリでは
桜は特別視されてはいない。例えば
天気予報で桜の開花予想などが報道
されることはない。

梅か桜かと言うことよりも、道端の
花や緑が芽吹く姿に季節を感じること
の方が豊かな生き方なのではないか
と僕は感じた。



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by paris-tsuzuki | 2006-04-10 06:04 | パリの花