「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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2006年 02月 02日 ( 1 )


2006年 02月 02日

自分の唄

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雑誌の仕事で撮影をするのは、バンドの演奏に似ていると思う。
僕はカメラマンという技術者として自分のパートを演奏する。
編集の人やライターという文章を書く人がいて、このページのコンセプトは
こうだ、という明確な意志がある。ちょうど詩ができているモノに合う曲を
作る職業的な作曲家のような感じ。広告の撮影では、アートディレクターさん
がこういう構図の写真を撮って欲しいという明確な指示をだす。プロとして
可能な限りの技術でそれに臨む。つまり、多くの人のコラボレーションの上に
雑誌や広告のページは成り立っている。いろんな人が集まって知恵を出し合い
クリエイティヴなページをつくりあげていくことは、とても楽しい。僕はその
バンドの一員として、こんな感じのメロディーを流せれば、といくつもの案を
だす。ときには、後は都筑節でお願いします、と自由に撮らせてくれる。
そんな、信頼をいただければ嬉しいかぎり。時にはギターのソロのような写真
を撮り、それが雑誌や広告になったりする。

ただ、そんな予算や規模の撮影の仕事はパリでは、まだ、なかなか無い。

では、どうすべきか、と自分で思ってみた。

自分の唄をうたおう、と。

このブログを続けてきて、思ったことがある。

これは、僕の唄だ、と。

自分で写真を撮って、文章を書く。

作詞、作曲、都筑 清 ってな感じ。

今まで、あんまり、やっていなかった事なのだけれど、

このブログは、僕のブルース。

生ギター一本で、かき鳴らすように自分の唄を歌いたい。

今日は自分の事ばかりを書きました。

自分の唄は、何だろうと思った。

それは、あまり格好よくはないのですが、

パリが好きで、こんなになって生きて写真を

撮っている人がいるのかな、と誰かにわかって

いただけたら、と思いこのブログを書いています。



今日は語ってしまいました。応援のクリックだけが頼りです。
今日もよろしくお願いいたします。


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by paris-tsuzuki | 2006-02-02 07:25 | エッセイ