「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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2006年 02月 01日 ( 1 )


2006年 02月 01日

パリの子 vol.13 チャイニーズ・ニューイヤー

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メトロ7号線ポルトディヴィリーを降りると、まず高層マンション群が
目にはいる。ここは13区、パリ最大の中国人居留区だ。1970年代以降、
この地に建築された高層マンションはパリジャンの好みにはあわなかった
らしく、ベトナム戦争終結以降、中国、アジア諸国からの人々が住みつく
ようになる。その数、30万人以上とも言われるが正確な数字は定かでは
ない。パリ市の人口が約200万人であることを考えると、その数は決して
少なくない。僕の個人的な印象からすれば、この微妙にパサパサとした空気
は東京の足立区、北千住か綾瀬といった感じ。

さて、この日、僕がここを訪れたのは、パリの年中行事の一つにさえなって
いる旧正月、チャイニーズ・ニューイヤーの雰囲気を見たかったからだ。
早速、爆竹の破裂音が聞こえてくる。パンッ、パンパンパンっという野蛮な
音に血が騒ぐ。音の方向へと向かう。メインストリートであるイヴィリー通り
とショワジー通りの間にそびえる高層マンションの中庭に子供達が集まって、
爆竹をやっていた。

「ボナネー、はっはっはー(いやー新年おめでとう)」
などと笑いながら子供達の輪の中にはいっていく。
「あっ、カメラマンだ。ジャーナリストなの」
と聞いてくる。アジア系の子供達もパリの子。フランス語の発音が上手い。
「へっへ、貸してみな」という具合に一人の子からロケット花火を受け取る。
元・悪ガキの僕は、手持ちでロケット花火を打ち上げるワザを披露して見せる。
コレで子供達の心をがっちりつかみ、仲間にいれてもらった。


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パリのチャイニーズ・ニューイヤーはこんな感じ。
横浜育ちの僕は祖国の中華街を思い出していた。


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by paris-tsuzuki | 2006-02-01 19:49 | 子供達