2005年 10月 24日 ( 1 )


2005年 10月 24日

ソトメシ vol.2 タルタルな気分

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無性にタルタルが食べたくなる時
がある。「タルタル」とは生の牛
ひき肉のこと。パリのカフェでは
定番料理ともいえる。民族大移動
の時代にタタール人が馬の生肉を
食べる習慣があったことにその名
が由来するという。味は、ユッケ
よりもネギトロに近い。ひとくち
にタルタルと言っても、カフェに
よって味は様々。なぜなら単なる
生肉ではなく、ケッパーをはじめ
とするハーブやスパイスが使われ
ているからだ。そのドレッシング
とも言えるソースを、カフェでは
自分で混ぜるかギャルソンに頼む
かを聞かれる。僕は「ムシュー
シィルヴプレ」とギャルソンに
お願いする。その店のギャルソン
のお手並みを拝見したいからだ。
ところで、カフェのウエイター
のことを仏語でギャルソンという
が、彼等のことを「ギャルソン」
と呼んではいけない。正しくは
「ムシュー」と呼びかけるもの。
「ギャルソン」と呼びかけるのは、英語で言えば"Hey! You"日本語で「おい、お前」
というニュアンスになり、失礼な表現となるからだ。これは、おかしい言い方だよと
現地の人に教わりながら、僕は現場的フランス語を勉強したりしている。その意味で
カフェは学校ですらあると思う。

フランスは肉の味がしっかりしていて、とても旨味がある。ガッチリ食べて元気を
つけたい。でも、さっぱりしたものが食べたい。そんな日には、迷わずタルタル。
どこのカフェでも13ユーロ(約1,800円)位はするが授業料と思えば、高くはない。



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by paris-tsuzuki | 2005-10-24 01:28 | パリのカフェ、フード