2005年 09月 07日 ( 1 )


2005年 09月 07日

ウチで食べよう vol.8 冷し中華の誘惑

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暑い日が続いている。長袖を着な
ければならなかった8月よりも、
気温が高いのだ。こんな日には、
冷し中華でしょう。小さい頃から
の大好物。東京にいる頃は冬でも
冷し中華が食べられる店を何軒か
知っている程、好きな食べ物。
具材のキュウリ、ハム、卵はパリ
でも容易に手に入る。キュウリだ
けは、フランス産のものは外側の
皮が固いので、ていねいにむく。
タレは砂糖、醤油、ミリン、お酢
ごま油を合わせて作る。お酢は
ワインビネガーで代用する。
さて、この「代用」という考え方
僕は、クリエイティブだと思う。
すなわち、何かと何かは似ている
から、代わりに使っても大丈夫
だろうという発想は類似するもの
を組み合わせて新しいものを創る
ことに通じるからだ。海外に長い
間住んでいる日本人は、おのずと
クリエイティブになるようだ。

友人に「ツヅキさん、ミリン買ってるんですか、高いでしょう」と言われた。
甘口の白ワインに砂糖を加え鍋で一度加熱しアルコール分をとばしてしまえば、
立派なミリンになるという。なるほど。確かにミリンはスーパーでも買えるが
小さな瓶のもので500円以上はする。中華、エスニックの調味料や食材に比べ
日本の調味料や食材は割高感がある。お金で解決するのではなく創意工夫という
やつで料理をつくるのは、楽しいことですらある。
 ところで最近、よくカメラマンの家に呼ばれることがある。彼等は結婚して
いてもいなくても、まず例外なく料理をみずから作る。これが、なかなかイケ
るのだ。ウサギのグラタン、鴨の油漬け、イノシシの赤ワイン煮と、ワイルド
な食材を繊細に仕上げてくる。自分の持っているイメージに近づけるという点
で、料理を作ることと、写真を撮ることの間には共通する部分があるのだろう。
彼等が最後の味見をする時の表情は、まさにプロのそれである。

それで、今日の冷し中華のデキは? もちろん、Parfait (完璧さ)。


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by paris-tsuzuki | 2005-09-07 00:22 | 自炊