「パリ Paris」 カメラマン都筑 清の写真ブログ

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2006年 02月 06日

ヌーベルヴァーグなモンマルトル

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『男はすばやく左右に目をやると、叩きつけるよにドアを閉めた。
皺だらけのコートからタバコを取り出し、落ち着かないそぶりで、
もういちど左右を見る。ひび割れた分厚い唇の端にタバコをくわえ、
再び左右に頭を振ってから火をつける。男は満足気に煙を吐き出す
と、左の手首を振って時間を確かめる。あと三分。いや、あと一分
だ。あいつは帰ってきているにちがいない。今日こそ、決着をつけて
やる。男はレピック通りを肩を丸めるようにしながら、歩き出す。
コート袖口には血の痕がついていた。 ・・・』


さて、こんな小説風な書き出しから始まった今日のブログ。
舞台はパリ18区、モンマルトルの界隈だ。珍しくフィルム
を使って仕事の撮影。デジタルばかりの撮影が続き、考えて
みたら今年になって初めてのフィルムでの撮影になった。
モンマルトルと言うと、サクレクール寺院の周りにたむろす
観光客相手のタチの悪い人達を思いおこしてしまうかも知れ
ないが、少し路地を歩けば、とても味がある人や街の素顔に
出会うことができる。

そして、僕は御覧のような味のあるクルマに出会った。まるで
ヌーベルヴァーグの映画に出てきそうな雰囲気だ。こんな一枚
の写真から、ストーリーが生まれる。僕は、冒頭のフィルム・
ノワール(暗黒街もの)風のストーリーを考えてみた。

このブログを見てくれた方は、どんなストーリーを想い描くの
だろうか。しばしの間、想像の羽根を広げ自分のストーリーを
考えてみては、いかがでしょうか。


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by paris-tsuzuki | 2006-02-06 05:23 | 街角


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