2005年 09月 20日

パリの子 vol.4 スタンド バイ ミー

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少年の日の感覚を憶えているだろうか。
小学校高学年くらいになると、まわりのことはよく分かり、自分はもう大人だという
気持ちになる。しかし、いざ子供達だけで何かをしようとすると不安だったり初めて
の経験におっかな、びっくりだったりする。それでも、僕はもういっぱしの大人だぞ
という顔をしてみたい。パリで暮らすようになりフランス語が6歳児のレベルから
10歳児くらいまで、あがってきた気がする。注意深く相手の言うことを聞き、自分
の言いたいことをやさしい単語で説明する。うちとてけきて冗談を言われ、本当は
よくわからないけれど、タイミングを合わせて笑ったりする。格好悪いかぎりなのだ
が、今はそんなところ。例えば、パリのプロカメラマン専用の写真の現像所に行くと
専門用語を使って指示をださなければならない。東京では、カウンターに片肘をのせ、
指示をだし、お店の人と冗談のひとつもかわす余裕があった。なぜなら、東京では
僕は大人だったから。パリでも同じように片肘をカウンターにのせる姿勢のまま、
余裕の表情で指示をだせるようになった。しかし、その大人びた様子とは裏腹に、
冗談を切り返されると適当に笑ってみせるしかない、ちょっと、格好わるい日本人
だったりしている。それは、まさにスタンド バイ ミーな大人ぶってみせたい少年の
日の感覚。無知で知ったかぶりだけど、そこには毎日の発見と挑戦があったりする。

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by paris-tsuzuki | 2005-09-20 07:14 | 子供達


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